ひらがなタイムズ 大使館シリーズ
世界の国の文化や歴史を伝えていく
世界の大使館 × 画狂人 井上文太 第2回 「アルジェリア」
11月号の第2回ではアルジェリアの自然と大地、タッシリ・ナジェールの洞窟画、
デザートローズ(砂漠のバラ)、アルジェリアの国花のバラをモチーフにした新作
『アルジェリア共和国に咲くバラ』が掲載されています
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『アルジェリアの歴史と大地を語る薔薇』
タッシリ・ナジェールはアルジェリアの南東部の広大な大地にあるサハラ砂漠の国立公園です
その名は現地語で「川の大地」を意味します
今は砂で覆われた砂漠ですが、800年前は緑で覆われ多くの動物と共に人々が生活していました
この地の洞窟や岩山に見られる無数の壁画には多くの動物が描かれています
現在、この壁画はタッシリ・ナジェール壁画として世界遺産に登録されています
砂漠が作り上げる「デザートローズ(砂漠のバラ)」は
水に溶けたミネラルが結晶化して出来上がる石のことを言います
この美しい自然の創造物もかつて水がそこに存在していたことを私たちに語りかけています